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マウンテンバイク(MTB)販売/オーバーホール/修理の専門店MDS

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「トレイルコード」

2019.08.23

トレイルコードとは、伊那のトレイルガイド、トレイルカッターの名取氏が提唱している、トレイルを走る際に心がけておくべきマウンテンバイカーのルール&マナー的なもの。

全てのトレイルにあてはまるわけではありませんが、心に留めておいて頂きたい有意義な内容であります。

○トレイルではタイヤをロックさせたり、滑らせるような走り方を控えましょう。
このような走り方は路面に縦溝を作り、路面を壊すだけでなく、雨水による土砂流出のきっかけを作り、持続的なトレイル利用を困難にしてしまいます。
一度失われた土砂は二度と戻りません、できる限り痕跡をのこさないように走ることで長期にわたるトレイルの利用を目指しましょう。

○ トレイルを外れて走らない。
トレイルを外れて走ることにより、トレイルの境界を不明瞭にし、無秩序に道幅を広げてしまいます。また、道でないところを走ることで、周囲の自然環境へダメージを与えます。同時に他者の所有地に必要以上に進入することを避けましょう。

○ 全開走行をしない。
技量目いっぱいの走り方はどうしてもトレイルを痛めることにつながります。
また、歩行者など他の利用者に対して迷惑をかける要因にもなるので、余裕ある走りを心がけましょう。

○ 雨天や降雨後などの悪天候時はトレイルを走らない。
雨水がしみ込んだ路面は非常に軟らかく、ぬかるんでいます。
このような状況でライドすると、路面の土を掘り返してしまい、路面の浸食を早めます。冬期の霜や降雪も同様です。

○ 専用コースでない以上、MTB以外の利用者が必ずいることを意識しましょう。
山には持ち主がいてMTBはそこを走らせてもらっているという謙虚な気持ちでトレイルに入りましょう。
トレイル本来の利用目的は地域の方が山には入るための道であることもお忘れなく。

○ 林産物の採取の禁止
山菜やキノコなどの所有権は土地所有者に帰属します。
地域との良好な関係維持のためにもそれらには手を付けてはいけません。

さて、極端な例ですが、上の画像は心無いオフロードバイクの走行により破壊されてしまった房総のトレイルの姿です。もう決して元の姿には戻らないでしょう。

もちろんマウンテンバイクも同様です、不必要なインパクトをトレイルに与えることで、同じような結果を招きかねません。

前出のトレイルコードを常に意識し、安全にトレイルを楽しみましょう。

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