ディスクブレーキパッドの交換時期 & 18日の営業時間の変更について
2022.12.16
12月18日(日)は都合により、午後3時までの営業とさせていただきます。
ご不便をおかけしますが、ご了承いただきますようお願いいたします。
昨日、ディスクブレーキパッドの消耗についてお話ししましたが、今回はディスクブレーキパッドの交換時期についてを具体的にアドバイスいたします。
トップ画像の少々汚れたキャリパーのパッドは、残量がギリギリアウトなブレーキパッド、そして続く画像のパッドは交換したばかりの新しいブレーキパッドです。
少々汚れたキャリパーはブレーキパッドが消耗した分、ピストンがせり出しているいることをご確認いただけるかと。
ブレーキレバーを握るとキャリパーのピストンが押し出されブレーキパッドがディスクローターに当たります。そして、レバーを放すと決められた分だけピストンが戻り、ブレーキパッドとディスクローターの隙間は常に一定に保たれます。
ブレーキパッドが消耗すると、その分ピストンがせり出し、せり出した分のブレーキフルードがマスターシリンダーのリザーバー(レバー部にあるブレーキフルードの予備タンクからキャリパーに送られます。
また、送られた分、マスターシリンダーのブレーキフルードが減少します。
マスターシリンダーの形状によりますが、油面が下がった分ブレーキシステム内にエアを噛みやすくなります。また、ブレーキパッドがさらに消耗すると、ブレーキパッドのベースがディスクローターに当たり、ディスクローターを傷めてしまいます。
ブレーキパッドの消耗は目視でも簡単にチェックが可能、ブレーキパッドの厚みが1ミリを切ったら、もうブレーキパッドの替え時です。
山に入ってから気付いてももはや手遅れ、ライド前のチェックをお忘れなく!