いろいろ使ってきましたが・・・
2020.03.07
マウンテンバイク屋にとって、日々使い続けている道具のひとつにサスペンション用のショックポンプというツールがあります。
一般ユーザーであればほぼ一生モノレベルのツールですが、マウンテンバイクショップにとっては完全に消耗品という存在。
どの部分が消耗するのかというと、ホースのジョイント部やホース自体、そしてバルブ金具のゴムパッキングの劣化によるエア漏れや、サスペンションのバルブに繋ぐ口金のネジ山の消耗などなど。
定番のアナログ式ショックポンプから始まりデジタル式に至るまで、いろいろなショックポンプを使ってきましたが、正確なサスセッティングを行うためには、やはりデジタルタイプのものがマストとなります。(出はじめは1万円近くするのにバッテリー交換が出来ないなんて、とんでもないモノもありましたが・・)
そんな中で気に入って使っているのが、ジャイアントのコントロール・ミニショック・ゼロとうポンプ。
気に入っているポイントをご紹介すると
・肝となるエア圧表記も正確で最大充填気圧も400PSIとキャパも十分。
・バルブヘッドが2ステージタイプになっており、サスにしっかり繋いだあとにエア回路のオンオフが出来るので、バルブを外す際のエア漏れが少なく正確なエア圧設定が可能。
・ハンドルがT字タイプなので、サスに高圧充填する際も力が入れやすい。
・定価が税抜き¥6,500とリーズナブルで、バッテリー交換もオッケー!
というところ。
以上、ショックポンプについての個人的感想でありました。
この状態でサスペンションに繋ぎます。バルブ口はオフ状態。
サスに繋いだらバルブヘッドをクルクルっと回してやるとバルブ口がオンになります。