facebook instagram

マウンテンバイク(MTB)販売/オーバーホール/修理の専門店MDS

TEL.03-3956-4314

  • BIKE PARTS GOODS
  • MAINTENANCE
  • CUSTOMIZE

意外に知らない、スタビ付リアディレーラーの弱点。

2018.08.25

リアディレーラーの動きが不安定とのご依頼で入院してきたバイク。

リアディレーラーの作動チェックを行うと、明らかにケージやスタビライザーのオン・オフレバーの動きが重い。

ということで、スタビライザー部のカバーを外した内部の画像が2番目の画像であります。

スタビライザー付きリアディレーラーの特徴は、スイッチをオンにすることで内部のフリクションユニットがケージの動きを制限し、チェーン外れを防止するというもの。

このフリクションユニットは、ユニット下部のゴムキャップを開け、6角レンチで調整することで、ライダー好みの効き具合に調整することが可能です。

しかし、このゴムキャップを閉め忘れたり、紛失したりすると内部に雨や泥水などが入りやすくなり、結果としてフリクションユニットが錆び、ケージの動作に悪影響を与えるというトラブルに繋がります。

スタビライザー付リアディレーラーをお使いの方は、まめにこのゴムキャップを点検して下さい。

キャップが開いているようなら必ず閉じ、もし紛失してしまった場合は新しいキャップを取り付けるまで、何らかの方法で防水処理を行って下さい。

フリクションユニット自体の交換修理は可能ですが、それなりの費用がかかります。

 

上へ