見事に焼けちゃいました! Dot系ディスクブレーキのディスクローター
2019.05.16
ダウンヒルの後、ディスクローターが変色してしまったということで持ち込まれたバイク。
ブレーキをかけっぱなしで、ロングダウンヒルを数本行うとディスクローターがこんな感じに焼けてしまう場合がありますが、今回はDot系ブレーキフルードが吸湿で膨張し、ブレーキがかかりっぱなしになっていたことが、その原因。
Dot系のブレーキフルードは吸湿性が高く、メンテナンスを怠っていると空気中の水分を取り込んで膨張してしまいます。
酷い場合はブレーキレバーの遊びがなくなり、ブレーキがかかりっぱなしになります。また、ブレーキシステムからのフルード漏れや内部腐食の原因にもつながります。
今回は1日下りばっかりだったので、ブレーキの異常に気がつかなかったとのこと。
Dot系ディスクブレーキをお使いの方は、定期的にブレーキフルードの交換等のメンテナンスを行いましょう。
また、スタート前のブレーキチェックもお忘れなく!