消耗戦後はきっちりメンテナンス!
2019.06.28
トップ画像は、先の王滝100㎞で完走したRocky Mt.のElementカーボンのBB周りの画像。
弊店からも数人のメンバーが王滝に参加しておりますが、このElementのオーナーは毎回100kmや120kmを完走されている王滝の常連さん。
今回、BB周りから異音がするということで入院してきたElement、ホイールを含めバイクの下回りには、粉の様に微細な王滝独特の砂砂利がびっしりと纏わり付いており、雨のレースではなかったものの、水溜まりから跳ね上げた泥水がBBにも浸入し、クランクセットを外したBBセットはご覧のよう状況に。
このBBは1年ほどのハードユースに今回の王滝の洗礼が加わり、ついにお亡くなりになりました。
壊れてしまったプレスフィットBBを外し、BB周りをしっかりとクリーニング、新しいプレスフィットBBを圧入後、ベアリングの内外に防水用のマリングリスをたっぷり塗り込み、雨のレースや秋の王滝に備えました。
砂や泥が入り込むような環境で長時間使用した後は、バイクの回転部分やサスペンションの摺動部分への汚水の浸入が懸念されます。
大きなトラブルを起こす前に早めのメンテナンスを心がけましょう!