旧リアショックのメンテナンスについて
2022.02.14
昨日の古いフロントサスのメンテナンスに引き続き、今日はは古いリアショックのメンテナンスについてのお話しです。
リアショックのメンテナンスやオーバーホールも、そのモデルに応じたパーツが必要となりますが、メーカーや国内代理店の補修パーツ保有期間は、フロントサスペンション同様そのモデルの生産終了後から5年間となっています。
つまり、2017年製造モデルのリアショックは、既に補修パーツの保有期間を過ぎているので、パーツを入手することが出来ず修理することが難しくなります。
国内のサービスセンターに修理をお願いしても、パーツの保有期間切れということで、原則的には修理を受け付けてもらえません。
ただし、メーカーによっては国内代理店の在庫パーツや互換パーツを使用することで、完全とはいかずともある程度の修理やオーバーホールを行うことが可能です。
製造後、既に6年以上経過してしまったエアスプリングタイプのリアショックについてはエアカン関係の簡易オーバーホールが可能な場合もありますが、ショック自体の老朽化もあるので、出来れば同じ取付け軸長、同じトラベルの新しいリアショックに交換することが賢明です。
ただし、古いコイルスプリングタイプのリアショックでダンパーオイル漏れを起こしてしまったものについては、修理することが出来ません。