スルーアクスル緩みにご用心!(改)
2022.04.07
<スルーアクスル緩みにご用心!>
前後輪のスルーアクスル(車軸)の固定は、6角レンチで締めるという方法が一般的になってきました。
この方法で締めたスルーアクスルは必ず緩むということをご存じでしょうか?
スルーアクスルが緩んでいると、ホイールがガタつくような気がする、ブレーキローターが擦る音がする、変速が安定しない、普段聞き慣れない異音がする等のトラブルの原因になります。
スルーアクスルの緩みが進むとホイールの脱落という最悪の状況を招き、大きな事故に繋がる可能性もあります。
走行前、もしくはライドの途中でも構わないので、前後アクスルの緩みを確認するようにして下さい。
もし、アクスルが緩んでいたら、6角レンチを短く持ちしっかりと増し締めしましょう。
長い6角レンチを長く持って強く締めると、オーバートルクによりアクスルの破損もしくは金属疲労を招きますので、オニ締めは厳禁ということをお忘れなく。