オークション&フリマパーツの問題点について
2020.10.03
オークションやフリマでバイクやパーツを入手するというのは、もはや当たり前のこと。
しかし、出品者の良識が問われるトラブルも多々発生しているというのも事実であります。
画像のブレーキキャリパーはバイク専門のアウトレットで買われた某社バイクに付いていたもの。
型落ち新車にみそ漬けになっていた旧式ブレーキを標準品にすげ替えた思われるこのバイクを使い、オーナーさんが数回パノラマで乗った結果、起きたトラブルがキャリパー合わせ目からのオイル漏れ!
今回は事故に繋がらなかったものの、パノラマでガッツリ下っているときに突然ブレーキを失うという状況は、正直想像したくありません。
しかし、これはほんの一例、取付のご依頼を受け、持ち込まれたフレームやサスペンション、そしてホイール等々、問題を抱えつつも無言で取引された不良品を数多く見てきました。
オークションやフリマを否定するわけではありませんが、部品のヒストリーや状態、そしてスペックのチェックは自分の安全を守る上でも不可欠ということをお忘れなく。
お持ち込みのパーツ取付やバイクの組み立てについては、弊店の標準工賃でお受けしておりますが、安全上の理由でお断りすることもございます。ご了承いただきますようお願いいたします。