駆動系のワンバイ化のススメ!
2021.11.27
以前、大人のアップグレードでお伝えし、その後ご好評を得ている駆動系のアップグレードが、フロントシングル&リア11〜12速という駆動系のワンバイシステム。
現行のMTBではスタンダードとなっている、ワンバイシステムの目的は、駆動系の簡素化と変速トラブルの削減。
このワンバイシステムの構築にあたり、前後マルチの駆動システムと同等のギアレンジを得るため、リアスプロケットのギアレンジがワイド化され、また、変速をスムーズに行うため、ギアが多段化されました。
結果、フロントチェンリングが1枚のみとなり、フロントディレーラー、フロント変速用シフターが不要となった分だけでも約300g〜400gの軽量化に繋がりました。
ワンバイシステムはリアのみの変速となるため、変速操作が簡略化され、ギアの繋がりもリニアになり変速トラブルも減少。また、ナロー&ワイド・チェンリングとスタビリティーの高いリアディレーラーを使用することで、チェーン外れが減少し駆動効率も増加します。
その他、ドロッパーポストやサスペンションのリモートレバーをハンドルの左側にまとめられるというメリットも生まれます。
MTBの駆動系の規格は以前とさほど変わっていないので、少し古めのバイクや旧車をワンバイ化することも、もちろんオッケー!
前後のギアの組み合わせに関しては、バイクの使い方に応じた基本的なパターンが既に確立されており、使い方に応じたカスタマイズも可能となっています。
ご自分のバイクをどうやってアップグレードしていけばいいのか?
ご相談を承りますので、ご遠慮なくご来店下さい。