Rocky Mountain Instinct Powerplay A30をフィールドテスト!その2
2022.11.16
<Rocky Mountain Instinct Powerplay A30をフィールドテスト!その2>
先日東京近郊のトレイルで行った2023 Rocky Mountain Instinct Powerplay A30のフィールドテストに続き、今回は南アルプスマウンテンバイク愛好会の管理フィールドである、山梨県櫛形山周辺のトレイルを使い実走テストを行いました。
今回のルートは標高約250m地点から標高1520mのピーク地点を目指して登坂し、そこをスタートポイントとして標高差約1000mのロングトレイルを楽しむというもの、総走行距離22.3㎞、獲得標高は1270mでした。
アプローチの登坂は緩い斜度と、それなりにきつい斜度の繰り返しということで、アシストモードはTRAILモードとTRAIL+を使い分けての登り、きつい登りでもLOUDICROUSモードを使う必要もなく登り切り、今回の最高地点のおいてのバッテリー消費は51%とほぼ半分の消耗でした。
トレイルの下りでは重量があるe-MTBとは思えないほど高いコントロール性能を発揮、タイトなコーナーや荒れた路面でも安定した走りをみせてくれ、このバイクがInstinctと同じ設計思想で作られていることを体感することが出来ました。
しかし、標準装備のシマノの4ポットディスクブレーキの制動性能がいまひとつで、コーナー手前での減速の遅れ、長いダウンヒルでの熱ダレ等々で、ブレーキコントロールへの気遣いと握力の消耗が半端なく、ライドの快適さをスポイル。もし、私がこのバイクを買うとしたら、先ずはブレーキを高性能なものに交換すると思います。
さて、トレイルを下っている途中のいくつかのポイントで、荒れた路面やタイトコーナーでの登坂性能を試しましたが、予想以上の登坂性能にびっくり!このバイクの持つハイパワーぶりと登坂時のコントロール性能の高さをひしと体感することが出来ました。
路面を削るようなパワーではありませんが、トルクを効かせた登坂性能はかなり魅力的、スペシャのLEVOとは別の楽しみ方を提供してくれるバイクと感じました。
※)2023 Rocky Mountain Instinct Powerplay A30:¥777,700(税込)
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