メンテナンスのチップス:チェーンの交換時期
2024.03.24
駆動力を後輪に伝える仕事と、高いテンションがかかる中で横方向によじられ変速を行うチェーンは過酷な仕事をしている分、寿命が短い消耗品です。
変速不良でご来店されるお客さまのバイクをチェックすると、およそ七割以上のチェーンが交換時期を迎えており、中には末期状態のチェーンも一割ほど含まれています。
延びたチェーンをそのまま使い続けると、リアカセットの歯が伸びたチェーンに沿って消耗し、新しいチェーンに替えた際に強く踏むと歯飛びを起こすというトラブルに陥ります。
また、e-MTB等は通常のペダルバイクよりチェーンの消耗が速いので早目にチェーンのチェック&交換を行うことが必要です。
チェーンの交換時期を調べる目安として、一般的にチェーンチェッカーという測定器を用います。画像のチェーンチェッカーの表示は0.75なので、これは0.75%の伸びが出ているということなので、このチェーンは完全にアウト!となります。
上の画像は新しいチェーン(上)とガタが出ているチェーン(下)との比較画像です。
チェーンチェッカーの測定ではあまり伸びがないのに、左右方向への大きなガタを感じる場合も、チェーン要交換というシグナルとなります。
負荷をかけながらの変速や、こまめな変速が繰り返されるトレイルでの使用でチェーンのプレートとブッシュのカシメ部分に緩みが生じ、変速機が正常動作しているのにチェーン自体が変形し力が逃げてしまうことで変速不良を起こします。
チェーン自体を横方向にたわませ、カタカタいうようであれば要交換となります。
チェーンの寿命は使い方、清掃&注油などのメンテナンス、使用環境によって大きく変わりますが、出来れば年に1回は交換するように心がけましょう。
チェーンを交換することにより得られるメリットは、ストレスのない変速とロスの少ない駆動力。
トレイルでのチェーン切れという最悪な状況に陥る前に、定期的なメンテナンスとチェーンのチェックを行いましょう!