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マウンテンバイク(MTB)販売/オーバーホール/修理の専門店MDS

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こんなん使ってます!ディスクブレーキピストンプレス

2024.02.04

日頃、ディスクブレーキのメンテナンスで当店が使っているブレーキツールのご紹介。

油圧ディスクブレーキのメンテナンスを行う際は、キャリパーのブレーキパッドを初期位置に戻すためのブレーキパッド・リセットや、キャリパーのピストン自体を初期位置に戻すためのピストン・リセットが必要となります。

当店で、ブレーキパッド・リセットに主に使用しているツールは、PARK TOOLのPP-1.0&1.2と同じくPARK TOOLのディスクブレーキピストンプレスの3種類。

PS-1は4ピストンのブレーキパッドを戻す時に重宝しますし、形状がブレーキローターを模してあるので、ブリーディング後のブレーキタッチ確認にも便利です。

さて、油圧ディスクブレーキのブリーディングを確実に行うためには、ブレーキキャリパーのピストン全てを初期位置(ピストンが完全に押し戻された状態)に戻すことがマストとなります。

通常はブレーキパッド・リセットでピストンは初期位置に戻りますが、使い込んだブレーキなどは、なかなか戻らないことも多々あります。

その際に使用するのが、ブレーキピストンを直接押し戻すブレーキピストンプレスツールとなります。

この作業で当店が使用しているツールが、SRAM アルチメイト・ピストンプレスというツールと、Birzmanのダブルディスクブレーキピストンプッシャーというツールです。

SRAMのブレーキは古くなるとピストンリセットが難しくなりますが、このツールをつかうことで、ほぼ完璧にピストンをリセットすることが出来ます。また、このツールは他メーカーのキャリパーに応用することも可能です。

Birzmanのツールはそのままだとピストンプレス部の幅が中途半端なので、当店ではプレス部の幅を当店オリジナルの幅に加工し、MAGURAの4ピストンキャリパー等にも使用出来るようにカスタマイズしています。

MTBにおいて、バイクコントロールの要となるパーツがディスクブレーキ、どんなに優秀なディスクブレーキでも、最初のセットアップの出来不出来でその性能は大きく左右されてしまいます。

油圧ディスクブレーキのチョイスやセットアップは、ブレーキシステムを熟知したプロショップにご用命下さい。

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