チューブレスタイヤのメンテナンス その1
2026.01.10
チューブレスタイヤには、シーラントとチューブレスバルブのメンテナンスが必要とお伝えしましたが、今回はシーラントのメンテナンスについてのレクチャーです。
タイヤに注入したシーラントは、ホイールが回転することによりタイヤの内側、タイヤとリムの接触部にシーラントのラテックス成分が付着して塗膜を作り、チューブの代わりとなってエア漏れを防ぎます。
また、残ったシーラントがタイヤに開いた穴から噴出する際に固まりパンクを防いでくれます。
残ったシーラントは4〜6ヶ月ほどで乾いてしまうため、通常はメンテナンスとして、半年を目安に片側30ccほどシーラントを追加して下さい。
しかし、バイクの乗車回数や保管状態によっては、タイヤ内でシーラントの基材とラテックス成分と分離してしまうことがあります。

上の画像の透明な液体は、約1年ほど使用したチューブレスタイヤの内側に溜まっていたシーラントの基材です。
この状態でシーラントを追加してもシーラントが薄まってしまい、本来のパンク補修機能が発揮出来ません。

この様な場合はシーラント基材をタイヤ内から排出し、新たなシーラントを補充する必要があります。
上の画像ではシーラントインジェクターを利用して古いシーラントを吸引していますが、一般的にはタイヤビードの片側だけを外してシーラントの基材を除去し、タイヤ内側のシーラント塗膜にダメージが及ばないようにクリーニングするという方法がオススメです。
タイヤ内側のクリーニングが終わったら、タイヤのサイズに応じたシーラントを追加しましょう。
イメージとして、2回目にシーラントを追加する際は、多少面倒でもタイヤ内側を確認して対処するようにしましょう。




