使ってみました。Wolf Tooth 42Tコグ
2014.03.21
先日の平日暇人倶楽部で、Wolf Tooth Components 42T GC コグの実走テストを行ってまいりました。
DOKKE AMのフロントをRACEFACEのSINGLE RING ワイド&ナロー30Tを使ってシングルスピード化、リアの17Tを外しロー側にWolf Tooth Components 42Tを加え、ワイドレシオの10スピード(11-13-15-19-21-24-28-32-36-42)仕様に。
この改造でフロントシフター、フロントディレーラー、チェンリング分が軽量化されるというのがひとつのメリット。そして、フロントシフターを操作するという煩わしさの解消とローからトップまで平均したペダリング・ピッチが得られるというのがもう一つのメリット。
実はフロント30T × リア42Tの組み合わせと、フロント24T ×リア34Tの組み合わせのギア比は0.71と等しいのですが、リアの変速に集中し、等ピッチでペダリングできる分、フロント24T ×リア36Tの組み合わせのように、難しい登坂路やテクニカルゾーンもスムーズに乗りこなせてしまう。
もしかして、登りというシチュエーションにおいて42Tという歯数が与えてくれる安心感が以外と大きいのかもしれません。
なかなか使えそうなこのシステム、アレンジの幅も考慮にいれつつ今後もテストしていく予定であります。