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マウンテンバイク(MTB)販売/オーバーホール/修理の専門店MDS

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2016.05.23

<<Rocky Mountain シェルパをテストライド@大島>>

快晴に恵まれた、弊店主催の2016 初夏の大島ツアー。

今回はこの機会を利用し、27.5+フルサスのシェルパを3日間たっぷりとテストライドしてまいりました。

鬱蒼としたシングルトラック、延々と続く広大な砂漠、苔が生えたロックセクション、トレイルを繋ぐ勾配のある舗装路等々、あらゆるシチュエーションがそろった大島はマウンテンバイクの性能を試すにはもってこいのロケーション。

さて、ライドにあたり、以下のセッティングを行いました。

サスペンションのサグを前後共20%、リバウンド:やや早め、コンプレッション:状況に応じ可変。

シェルパに装着されているWTBのTRAILBLAZER 27.5×2.8タイヤの空気圧は、接地性、操作性、走破性、剛性、乗り心地等でバランスが良かった1.2Barという空気圧に設定。(ちなみに私目の体重は76㎏)

シートポストは、標準品からドロッパーポストに交換。

草、小枝、小岩、根っこ、木のツルが連続する見通しの悪いシングルトラックでは、路面状況の推測と、その状況における瞬時の対応が必要とされます。しかし、27.5+タイヤがもつ高い走破性とグリップ力、そしてよく働くサスペンションシステムのお陰で、いつもは緊張感バリバリのシングルトラックを、ほどよい緊張感というレベルで楽しむ事が出来ました。また、滑りやすいロックセクションにおいても同様、より多くのラインを選べるというメリットは大きく、以前苦戦したロックセクションも難なくクリア、悩んだらエイッヤッ!って行けちゃう感覚は実に楽しいもんですな。

細かい火山礫で出来たフカフカの砂漠では普通の太さのタイヤは沈んでしまうため、高いスキルと体力が必要とされます。しかし、低圧かつ2.8サイズというワイドタイヤはほとんど沈まず、無駄な体力を使うことなく楽ちんにバイクを走らせることが可能。こういうシチュエーションではホント太いタイヤはエライんです。

さて、27.5+フルサスバイクはスキーに例えるとフロントロッカーのファットスキーみたいというのが、3日間シェルパを乗り込んで得たイメージ。路面を選ばずイージーライドが可能で、必要とあれば高い安定感を保ちつつシャープに攻めることも可能なバイク。

いや〜マウンテンバイク遊びっていうのは、進化するバイクやパーツも含めると、ほんと底なしでありますな。

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