進化してます!ヘルメットの安全性
2016.10.07
マウンテンバイク用ヘルメットは安全性を高めるため、後頭部を深く覆うようなデザインが今では当たり前のようになりました。
さて、最近ではこれに加え、転倒時の頭部への衝撃を軽減するMIPSシステムも徐々に普及してまいりました。
インターバイクの会場でいくつかのブランドのヘルメットが、MIPSとは異なる手法で、頭部へのショック軽減のシステムを発表していたので、これをご紹介。
先ずは、ネックブレースで有名なLEATT社のブースで展示されていた360°Tubine technologyという衝撃吸収システム。
ヘルメット内に搭載された吸盤の様なパーツがあらゆる方向からの衝撃を吸収し軽減するというもの。
※ )360°Tubine technologyについてはこちらから
そして、フランスのヘルメットメーカーKALI社のブースで展示されていたのが、LDL(Low Density Layer)というシステム。
これは、ゲル素材をヘルメット内に搭載し、このLDLがヘルメットへの衝撃をMIPSの様に軽減するというもの。
前出のメーカーのヘルメットが国内で流通するかは現在不明ですが、いずれにせよ転倒がつきもののマウンテンバイク、この様なシステムが搭載されたヘルメットの普及が進み、より一般化してくれることを願う今日この頃であります。