要注意!Dot系のブレーキシステム
2016.11.24
過去に何度かお伝えしておりますが、Dot系のブレーキフルードを使っているブレーキは定期的なメンテナンスが必要となります。
Dot系のブレーキフルードは吸湿性が高いので、放っておくとフルードが吸湿により膨張し、ひどい場合はブレーキレーの遊びが全くなくなることもあります。
また、しばらく使わない状態で放置しておくと、吸湿したブレーキフルードが原因でブレーキシステム内部が腐食を起こす場合があります。
酷い場合はマスターシリンダーのピストンが固着します。
画像のブレーキは1年近く使わずにいたもので、ブレーキレバーの不具合を解消中にマスターシリンダーからオイル漏れを起こしてしまいました。
マスターシリンダー内のクリーニングとピストンアッセンブル交換で復活しましたが、Dot系のディスクブレーキは、年に一度は要メンテということをお忘れなく。