e-bikeについての戯言
2017.10.02
昨年のインターバイクで感じたe-Bikeの勢いは今年も変わらずという感じで、e-Bike関連の展示が、かなりのパーセンテージを占めていたように感じました。
BOSCHが先行していたe-Bike市場も、競争力を増したシマノやヤマハをはじめとする他メーカーの進出が目立ち、この競合により、ユニットの軽量化、効率化、細分化、そして関連デバイスの進化を加速させているようでした。
本来、マンパワーを最も効率良く活かせる乗り物が自転車ですが、ここに電動アシストというデバイスが加わることにより、スポーツ性と実用性、そして娯楽性がクロスオーバーした乗りものの展示も以前より増えていました。
以下のリンクから海外サイトですが、BOSCH、シマノ、ヤマハのe-Bikeサイトを閲覧出来ます。
海外のe-Bikeシーンは、ここのムービーを観て頂くのが一番直感的で解りやすいかもしれません。
ついでに、自社でe-MTBを開発している、Rocky Mountainのリンクも用意してあるので、ロッキー好きの方はこちらもお楽しみ下さい。
◆Rocky Mountain Altitude Power Play
実際に試乗し、その楽しさをしっかりと体感出来たe-MTB、アシストのレベルやバイクの仕様を日本国内の法規内に納めてしまえば、もちろん国内でも乗ることは可能だと思います。
しかし、e-MTBで国内の一般的なトレイルを走るためには、モラル、安全性、トレイルの保護を含め、数々の問題を事前に解決する必要があります。
このあたりのことは、いずれまた書いてみたいと思います。
ちなみに、2015年にIMBA(国際マウンテンバイク協会)が、e-MTBのトレイルに与える影響について出したレポートがこちらです。
◆「EARLY DATA RELEASED ON IMPACTS OF EMTB USE ON TRAILS」
原文にリンクしてありますので、ご興味のある方は是非どうぞ。
結論として、e-MTBがトレイルに与えるダメージはオートバイと異なり、通常のMTBとあまり差がなかったと書かれており、2016年に引き続きレポートするとありますが、結局はリリースされませんでした。
また、ALLEGRA BLOGにも興味深い内容が書かれております。
◆「Get to know IMBA’S first learnings on e-MTBs trail effects」
こちらも原文にリンクしてあるのでご興味ある方はどうぞ。