マルイ&ミズタニ自転車展示会
2017.10.19
ブースト規格の登場やリムのワイド化等で確実に増えているのが手組によるホイールのカスタムメイド。
CHRIS KING、HADLEY、INDUTRYNINE、DT、KUWAHARA等、いろいろなハブでオーダーを承ってきましたが、このOnyxハブもなかなか面白い。
フリーボディーに使用しているのがスプラグ・クラッチというワンウェイクラッチ機構。
駆動方向に力が加わると、スプラグが噛み合いアクスルにトルクが伝達され、力が抜けるとスプラグが外れ、アクスルが解放されるという仕組み。
ラチェットでないため、トルク発生までのタイムラグはほとんどなく、スプラグが外れている状態でのフリクションが少なく、アクスルの回転が極端に軽いというのも、このシステムの特徴であります。
トップ画像はOnyxハブのカラーバリエーション、せっかくのカスタムホイールなので、好みのカラーで組み上げるなんてのも、もちろんアリかと。(ただし、アメリカへのオーダーとなりますので、カラーオーダーはそれなりに時間がかかります。)
さて、多くの国内マウンテンバイカーが愛して止まないコンチネンタルのMTBタイヤですが、2018モデルでの新製品は、マウンテン・キングのみ。
ブラックチリ・コンパウンド、アクティブ・シリカ・コンパウンドにより転がり抵抗が26%アップし、グリップ性能が30%アップしたとのこと。
デザインがガラッと変わった、ニューマウンテンキングも、2018年注目のMTBタイヤであります。