見た目は、まだイケそうですが・・・
2018.04.06
トップ画像は、Rocky Mt. Thunderboltのフロントタイヤ。
以前、トレイルをライドした際に、タイヤのグリップが落ちているような感覚はあったのですが、忙しかったこともあり、そのまま交換せずに先週末のクロスカントリーレースへ。
レース当日は晴れ、しかし、前日の雨の影響でコースは微妙なウェットコンディション。
レース中、何気ないセクションで何回か転倒しそうになり、後半はビビリながらのレースとなりましたが、ぼちぼちの順位でレースは無事終了。
レース後、タイヤの側面を指で押しながらなぞると、つるつるっと抵抗なく滑る感じ、トレッドのブロックも、これまた硬化した状態になっておりました。
現在のタイヤに交換してから1年10ヶ月あまり、乗る機会も少なく、見た目まだまだイケそうと判断したのですが、予想以上に経年劣化が進んでいたというわけ。自転車屋の不養生・・・反省しきりであります。
さて、タイヤのグリップ性能が低下すると、コーナリングやブレーキング性能が落ちるばかりではなく、駆動力や乗り心地も大きく低下します。
経年劣化が進むとブロックのしなやかさも失われます。
サイドウォールを指で押しながらなぜてみて、ゴムっぽい抵抗があれば問題なし。
もちっとした弾力がグリップの源です。
タイヤの寿命は摩耗具合だけでなく、経年劣化によるゴムの硬化も前出のチェックである程度判断することが可能です。
怪しそうだな?と思ったら、早めの交換がオススメです!