ぎりぎりセーフなブレーキパッド
2018.07.15
画像のブレーキは点検のご依頼を受けた、MAGURAの4ポッドキャリパーブレーキ:MT7。
キャリパーを上から確認すると、ブレーキパッドが消耗した分ピストンがかなりせり出しており、ブレーキパッドの残量はごく僅か。
キャリパーから外した4枚のディスクパッドの画像を見て頂くと、その残量は0.5㎜程度とぎりぎりセーフ、しかし、参考にアップした、完全にアウトなブレーキパッドはベースまで削れている状態。
この状態まで消耗すると、ディスクローターにも大きなダメージを与えてしまいます。
また、パッドの消耗でピストンが大きくせり出すと、その分ブレーキフルードがマスターシリンダーからキャリパーに送られ、ブレーキフルードの減ったマスターシリンダーはエアを噛み易くなってしまいます。
ブレーキパッドの消耗は目視でも簡単にチェックが可能、ブレーキを含め、ライド前のバイクチェックはお忘れなく!