タイヤの寿命
2017.05.07
このタイヤは、まだ使えますか?というご質問をお客さまからよく頂きます。
トップ画像の様にトレッド部が消耗してしまったもの、もしくはトレッド部やサイドウォール部に大きなキズが入ってしまったものは、簡単に寿命と判断出来ますが、トレッド部がしっかり残っていても、タイヤ素材が経年劣化で硬化してしまったタイヤは、ハンドリング性能、ブレーキ性能、乗り心地が大きく低下しているので、これも寿命ということになります。
タイヤの劣化具合の確認は、サイドウォール部を指で触ることで簡単に判断すること出来ます。
指を左右に滑らせ、ゴムらしい抵抗感としなやかさが残っていれば問題なし。
ツルツル滑ったり、ツメで軽く押して硬さを感じるようであれば、そのタイヤは劣化しています。新しいタイヤに交換しましょう。
また、画像の様にサイドウォールの繊維が表面に露出したタイヤも明らかに寿命です、サイドウォールの劣化が進むとタイヤバーストの原因にもなるので、早めに交換しましょう。