こんなんいかがでしょ? New XTRの裏側に迫る!
2018.09.12
バイクをいじる立場の人間として、ついつい気になってしまうのが、パーツの性能とその仕組み。
今回、シマノの展示会でNew XTRを初めて触り、気になっていたパーツの裏側と内側をジミ〜に探ってまいりました。
先ずは、10~51Tのワイドレンジの12速カセットスプロケット:CS-M9100-12をチェック。スペックに10~51T(367g)とあるように、非常に軽量!
そして、その裏側の構造はご覧の通り。肉抜きされたスパイダーにチタンとアルミ製のコグがピンで固定されたシマノ独特のデザイン。(オプションでXDドライブというチョイスもあれば・・)
そしてFC-M9100クランクセットの裏側はこんな感じ、チェンリグはクランク裏のワンキーリリースリングで固定されており、簡単に交換が可能となっております。
最後は、全く新しい規格となるXTRハブのマイクロスプライン、この部分も普段はカセットスプロケットに隠れてしまうパーツなので、ついでにチェック!
造りは非常に精巧で、アクスルと共に回転はとてもスムーズ、フリーボディーのエンゲージメントはシマノらしく耐久性を加味した7.6°という仕様になっておりました。
そうそう、このNew XTR用に作られたチェーン:CN-M9100は、このNew XTRシリーズ用に設計された12速専用ということで、非常にナローな設計になっており、他社の11速&12速コンパチのN/Wチェンリングは使えないという情報が入っております。(う〜む、シバリがきつい)