MTBのメンテナンスとセットアップ
2018.09.26
<MTBのメンテナンスとセットアップ>
MTBメンテナンスとセットアップには、十分なテクニカルスキルとノウハウが必要となります。
また、既存の情報に頼るだけではなく、最新のバイクシステムやパーツをフィールドで試し、そこで得た情報を活かすことも重要です。
サスペンションやディスクブレーキのセッティングや修理、そしてオーバーホールには、それぞれのシステムやオイル等の知識、そしてライディングから得た経験が必要となります。
さらに、マニュアルに書かれていない細かいノウハウも必要となります。
特にディスクブレーキはメーカーや型式によりレバーのタッチが異なるため、どの状態のタッチがベストなのかを把握している必要があります。
それが解らない限り、正しい調整を行うことはできません。
<MTBのオーバーホールについて>
人間同様、バイクも長い間使い続けていくと徐々に疲れ(消耗箇所や故障箇所)が溜まっていきます。
慣れという人間のアジャスト能力がバイクの疲れを自然にカバーするため、意外とバイクの不調に気がつかないということが多々あります。
定期的にオーバーホールを施すことでバイクをリフレッシュさせ乗りやすいコンディションに戻すことが出来ます
単純にバイクを分解・クリーニングして組立するという作業は、ある程度の知識があれば誰でも出来ますが、プロショップが行うオーバーホールはそんなに単純な作業ではありません。
フレームやパーツをクリーニング後、分解した部品の精査を行い、消耗品等の交換をおこない、特に問題がなければそのパーツに最適なグリスやオイルを用い適正なトルクで組み上げていきます。
フルサスバイクの場合はリンク部等を分解し、各部のベアリングの動作を確認し、もし、問題がある場合は新しいベアリングに交換し、使用環境に最適なグリス等を使い適正トルクで組み上げます。
バイクのアップグレードを行う場合は、同時にオーバーホールを行うこともお薦めしています。
パーツの交換工賃が浮きますし、バランス良くアップグレードすることが可能です。
MTBのメンテナンスは手間が多く大変な仕事ですが、その分飽きることがありません。
充実したMTBライフをお求めであれば、真面目にMTBに取り組んでいる経験豊かなプロショップを選ばれることをお薦めいたします。