弊店 Newテストバイクをシェークダウン&セッティングライド。
2019.06.20
先日ご紹介した弊店のNewテストバイク:Rocky Mountain Thunderbolt Carbon BC Editionを、いつものトレイルでシェークダウンと各部のセッティングを行いました。
梅雨の合間なので、天気は続いたとはいえトレイルコンディションはそこそこウェットという感じ。
しかし、バイク本来の性能を試すにはドライ過ぎても、ウェット過ぎても、その性能は掴みにくいので、実は今日試したぐらいのコンディションが実はベターなのでありますな。
さて、バイクのサスペンションセッティングは前後サグをきっちり取ったあとに、ほぼほぼメーカー推奨値に設定。
バイクを組み上げる際にタイヤの太さに悩んだのですが、今回はRACEFACEのTURBIN Rホイールに前後ともMAXXIS MINION DHRⅡの27,5×2.4WT、そのタイヤのエア圧は路面の状態を加味して前後1.9bar(もちろん前後ともチューブレス仕様)。
そして、忘れちゃいけないバイクジオメトリー可変システム:RIDE9はポジション5のニュートラルポジション。
各部レバーやサドルの位置等を慣らしライドを行いながらセッティング、続いていつものルーティンルートをバイクのフィーリングを確かめながらのライディング。
登りについては、前後130㎜トラベルのThunderbolt Carbonのシャキシャキとした登坂フィーリングに及ばないものの、登坂性能の質は相変わらず高水準で、走破力が上がった分、登坂ラインの選択肢の幅がより広がった感じ。
前後トラベル+10㎜の恩恵がよりしっかり現れるのが下りの安定感とコーナリング時のグリップ力の高さ。
アグレッシブな登坂や下りのスキルを含め、ライダーとバイクの耐久力を求められるカナダのBCバイクレースをターゲットにデザインされたバイクらしく、疲れより楽しさが上回るハッピーなバイクに仕上がっておりました。
今回のライドではこのバイクの性格を全て掴みきることが出来ませんでしたが、今後もいろいろなシチュエーションでこのバイクのポテンシャルを試していく予定であります。