シマノ12速駆動ドライブ導入へのヒント
2019.07.29
シマノの12速ドライブも先行して発売されたXTRに続きXTが発売され、もうじきSLXもマーケットに出揃う状況となり、比較的安価に1×12ドライブの構築が可能となりました。
必要なギアレンジは1×11ドライブでもカバー出来ますが、トップ11T、ロー50T or 51Tの1×12ドライブではさらなるギアレンジのワイド化で、チェンリングの選択肢が広がるというメリットが生まれます。
つまり、ロー側ギアは確保しながら高速を求めたい方はフロントチェンリングを大きく、より登坂力を求めたい方はフロントチェンリングを小さめにという感じで。
しかし、ここで問題になるのが、10〜51Tのシマノリアカセットコグを装着するフリーボディーの互換性の問題。
シマノの12速ドライブは、マイクロスプラインという他と互換性のないフリーボディーを使っているので、この専用フリーボディーの使用が必須となります。
<使用中のホイールのリムを活かし、シマノ12速ハブを使って組み替えた例>
シマノの12速ドライブへの対応には、ホイールの新調、もしくはシマノの12速用フリーハブを使ってのホイール組み替え。また、DTやMAVIC等のメジャーブランドでは自社ホイール用のマイクロスプラインフリーをリリースしているので、(互換性があれば)そのフリーを手持ちのホイールに組み込むという方法もあります。
シマノ12速ドライブのインストールをご検討の方は、お気兼ねなくご相談下さい。