ちょいと「ふじてん」でタイヤテスト
2019.08.28
パナレーサーから発売されたMTBタイヤのフィーリングチェックのため「ふじてんMTBパーク」に行ってまいりました。
今回テストしたタイヤはDHやエンデューロレース用に開発された「ROMERO」。
「ROMERO」はサイドカットに強いケーシングとベースコンパウンドの上にト、レッドセンター部とサイドノブ部にそれぞれ硬さの異なるソフトコンパウンドのブロックを配した、オールコンディションタイヤ。
弊店の試乗車Rocky Mt. ALTITUDE Carbonにチューブレス仕様で履かせたROMEROのサイズはフロント:27.5×2.6、リア:27.5×2.4という太さ。
前日降った雨の影響が残るふじてんのトレイルは所々滑り易い路面が残った状態でしたが、比較的大きなブロックをラウンドショルダー状に配したROMEROは、バイクを倒しこんでいっても終始安定したグリップ感を提供してくれ、またコントロール性も良好。そして滑り出し限界の掴みやすいタイヤでもありました。
ただ、サイドカット防止効果を高めたタイヤケーシングは少々硬めで、ハイボリュームタイヤながらも乗り心地を硬く感じたは否めないところ。
しかし、何はともあれ、この性能で参考上代が税別¥6.100とは、なかなかお買い得。
ダウンヒルコースやアグレッシブトレイルを積極的に攻めるライダーにオススメなタイヤです。