だいぶドヨンとしてました。2008 MAGURA LOUISEの熟成ブレーキフルード。
2020.02.03
ブレーキの効きが悪くブレーキのタッチもフワッとして曖昧・・・。
いうということで、弊店に持ち込まれた2008製MAGURA LOUISEが付いたCANNONDALEのMTB。
試しにブレーキ回路内のブレーキフルードを抜いてみると、ご覧の様なドヨンとした濃い緑色に変色しておりました。
新しいマグラの純正ブレーキフルードは綺麗に透き通ったロイヤルブルーですが、オーナーさんのお話によると、購入後一度もブレーキフルード交換したことのないとのこと。
もともと使用頻度が少なかったこと、バイクの保管状態が良かったことも幸いしてか、マスターシリンダーのダイアフラムやキャリパーのシールの状態もなんとかイケそうな状態と判断した上、キャリパー内のクリーニング、ブレーキフルードを多目に流してのブレーキ回路クリーニングを実施。
その後、きっちりエア抜きを施したところ、ほぼ正常仕様出来る状態に復活してくれました。
高性能なマグラブレーキとはいえ、メンテナンスを怠っているとドラブルを招いたり、ブレーキ寿命の短縮に繋がることも多々あります。
お使いのブレーキに不安を感じたら、ご遠慮なくチェック&メンテナンスをご用命下さい。