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マウンテンバイク(MTB)販売/オーバーホール/修理の専門店MDS

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チューブレスタイヤ、エア漏れの原因もろもろ。

2020.07.30

チューブレスレディータイヤは、ホイールの軽量化、パンクの防止、タイヤ性能の向上、エア圧の保持等、多くのメリットを持っています。

しかし、正しいセットアップとメンテナンスを行わないと、様々な問題を引き起こします。

もし、2~3日でエアが著しく減ってしまうような場合は、以下のポイントをチェックしましょう。

チューブレス未対応のタイヤおよびリムを使ったチューブレス化

(画像はトレッドからシーラントが染み出したチューブレス未対応のタイヤ)

そもそもチューブレスレディーに対応していないリムやタイヤでは、チューブレスにすることは出来ません。チューブレスレディー対応のリムやタイヤを使用して下さい。

エアバルブの緩みとエアバルブへのシーラントの固着

(画像はシーラントが固着したバルブコア)

エアバルブ自体の固定が緩んでしまうと、リムとの接合部からエア漏れが生じます。

また、エアバルブ内に凝固したシーラントが固着するとバルブが正しく閉じず、エア漏れの原因となります。バルブの増し締め、バルブコアのクリーニングや交換を行いましょう。

※)エアバルブのリムへの締め付けは工具を使わず行って下さい。

シーラント不足

(画像はシーラントが乾ききったチューブレスタイヤの内面です。)

数ヶ月でタイヤ内のシーラント液は乾いてしまいます。シーラントがなくなるとパンクを自己修復出来なくなるばかりでなく、空気圧の保持が出来なくなります。

スケジュールを決め定期的に適量のシーラント補充を行いましょう。

チューブレス用リムテープの不良

エアバルブ用の穴の開け方が悪いとリムテープとエアバルブの接合部の穴が広がり、エア漏れの原因となります。

また、リムテープを貼る前にリムのクリーニング(脱脂)を怠ると、テープの接着が甘くなってしまいます。チューブレス用リムテープと専用エアバルブは説明書をよく読んでセッティングしましょう。

エアの入れ過ぎ

(タイヤには適性空気圧が表記されています。)

チューブレス化を行う過程で、タイヤに大量のエアを一気に送り込み、タイヤビードをリムのエッジに乗せるビード出しという作業を行います。

この際、一時的にある程度の高圧をかけることは致し方ありませんが、タイヤの指定空気圧以上のエア圧を長時間かけ続けてしまうと、タイヤのサイドウォールのケーシングやビード部の繊維を傷めエア漏れを起こします。

ビード出し後は、適性空気圧を守って使用しましょう。

チューブレスレディータイヤ自体の不良

希にタイヤ自体の不良でエア漏れが発生する場合があります。

上の画像はその例、チューブレス化後エア漏れを起こすということで、タイヤを水に浸けたところ、サイドウォール部からエア漏れが発生していました。販売店に相談し交換を依頼しましょう。

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