フルオーパーホール&カスタマイズ:2002 KLEIN ADEPT COMP
2020.08.18
トップ画像は、フルオーパーホールを兼ねカスタマイズを行った2002年製のKLEIN ADEPT COMP。
オーナー様が、アップグレード後のバイクのイメージをいろいろと描き集めた新品の旧モデルパーツをベースに、フロントサスペンション、クランクやヘッドセット、チェーンや小物パーツ等を一新し、良き時代のKLEINの雰囲気を残したまま、新車の様な状態に仕上げました。
フレームはリンク部を分解整備を行った後、フェースカット処理が行われていなかったヘッドチューブとBBをパーツの性能を100%活かせる様にフェースカットを施行。
フロントフォークはVブレーキ台座が付いたエアスプリングタイプのSPINNER300へ交換、まだ使用可能なCANECREEKのリアショックは分解せずに、クリーニング後、エアチャンバーへのサスペンションフルードを注入しまだ現役で活躍出来るようにセミオーバーホール。
ブレーキ系はレバー、Vブレーキ共新しいパーツに換装し、駆動系は再使用するパーツを洗浄整備後、新しいクランク&BB、そしてチェーンと共にスムーズに作動する様にきっちりと整合するように調整いたしました。
手間はかかりましたが、試乗した際の乗り味は実にシルキー、まだまだ楽しめるバイクに仕上がりました。