フェイスカッターズ リターンズ
2020.10.02
カスタムバイク製作やバイクのアップグレードを行う際、必要に応じフレームやパーツの一部にフェイスカットという処理を施します。
このフェースカットに使うフェイスカッターという刃物は、非常に硬い素材で作られていますが、アルミやスチール、チタン等のフレームを長期に渡り加工し続けていると、当然のように刃の切れ味が落ちてきます。
フェイスカッターの価格は、種類によって異なりますが2万円台から数万円と大変に高価な工具であるため、買い替えにはなかなかの思いきりが必要となります。
しかし、刃物王国である日本には刃物の研ぎ直しという素晴らしい伝統技術があり、よほどダメージを受けているもの以外は、数回この研ぎ直しをすることが可能です。
弊店がフェイスカッターを研ぎ直しに出しているのは、もちろんあの新潟県。
今回、再研磨に出したフェスカッターは、ヘッドチューブ&BB用のフェースに用いるもの、フォーククラウンのクラウンレース(下玉押し)ベースのフェースカットに用いるもの、そして、ディスクブレーキキャリパーのマウイントをフェースカットするものの3点。
戻って来たフェイスカッターの切れ味は新品を上回るほどキレッキレに仕上がっており、今後も他のフェイスカッター共々、バイク作りに活用して行く予定であります。