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マウンテンバイク(MTB)販売/オーバーホール/修理の専門店MDS

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ちょいとひと手間:クロモリフレームのフェイスカット

2020.11.07

フレームからカスタムバイクを組み上げる際やパーツのアップグレードを行う際に行うフェイスカットの重要性について、以前お伝えしました。

※)ちょいとひと手間:フェイスカットについて

今回はそれに加え、クロモリフレームのヘッド周りのフェイスカットについてお伝えしようかと。

クロモリフレームのヘッドチューブは肉厚が薄いため、ヘッド周りを溶接する際の熱の影響やチューブ成型のバラツキ等で若干の狂いが出ている場合があります。

ヘッドチューブにヘッドセットを圧入する際、ヘッドチューブ上下面のフェイスカットを行いますが、ヘッドチューブ自体に狂いが出ている場合は、ヘッドチューブ内面にもフェイシングを行います。

狂いが出ているフレームに無理やりヘッドセットを圧入してしまうと、ヘッドセットに部分的な負荷がかかり、ヘッドセットに悪影響を及ぼします。

ヘッドチューブに狂いが起きている場合は、フェースカッターにヘッドチューブリーマーをセットし、ヘッドチューブの内径の修正とヘッドチューブに対しての垂直な面出しを行います。

このひと手間は、ストレスのないヘッドの回転とベアリングの長寿命化を生み出します。

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