平日暇人ソロライド

2020.11.12

ゲレンデシーズンが終わり、長雨も終止符を打った関東では、これからが本格的なトレイルシーズンの始まり！

てなことで、昨日、1ヶ月ぶりに弊店の試乗車：SPECIALIZED LEVO SL COMP CARBONをトレイルに持ち込み、夏の間は入らないシングルトラックで、テクニカルなフィールドでのバイクコントロール性のチェックを行い、同時にアシストモードの特性、バッテリーマネージメントの工夫などをいろいろ試してまいりました。

何れにせよ、登りが楽ちんというのが、e-MTBの共通のメリットというのは間違いのないところ。また、この「登りが楽ちん」というファクターが、オッサンにさらなるヤル気を起こさせてくれるのも間違いないところであります。

しかし、ただ単にパワーに任せて登坂するというのでは、トレイルを荒らす品のないオフロードバイカーと同じになってしまうので、マンパワーとモーターパワーを一体化させ、いかにトレイルにダメージを与えずクリーンに登坂するかという部分が、テクニカル的に難しくもあり、深く面白いところ。

また、有限であるバッテリー容量をムダ遣いしないよう、マネージメントすることが、結局フィットネスにも通じるというところも、興味深いところであります。

e-MTBでのトレイルライド、何をどうするとどうなるのか？ということについては、まだまだ検証途中で具体的にお話し出来ませんが、この新しい乗り物の楽しさをお伝えするため、今後もいろいろと検証していく予定であります。

さて、今回のトレイルライドの走行距離はアプーチの舗装路（約3㎞）を含めて24㎞、最大高低差は166m、獲得標高は460m、走行時間は休憩時間を含めて2時間48分でありました。

フル充電でスタートし、ライドに要したバッテリー容量は54％、テクニカルなシングルトラックでの登坂を含めての数値ですから、まぁ悪くないかと。

LEVO SLと直接やり取りできるスペシャライズドのスマホアプリ「Mission Control」で設定している現在のアシスト状況は画像の通り、こちらも、ライダーの脚力やスキル、走行条件で設定が変わりますので、もう少しいろいろ試す予定であります。