サスペンション・オーバーホールのタイミング
2021.01.25
画像は在オーバーホール中の、RockShoxのチャージャーダンパーの画像であります。
オーバーホールのお依頼を受け、ダンパーを分解したところ、ダンパー内が思いのほか汚れておりました。
お聞きしていたフォークの使用期間はそんなに長くないのですが、この汚れ方から、かなりの頻度でこのフォークを使っていたことが推察されました。
バイクを購入してから、もしくは、フォークを買ってからどれくらいの期間が過ぎたということより、どれくらいの頻度で使ってきたかというのが、フォークのメンテナンスについて重要なファクターとなります。
メンテナンスを行わずにサスペンションを使い続けると、ダンパーオイルの劣化、摺動用オイルやエアチャンバーのフルードの枯渇等で、確実にフォークの寿命を縮めてしまいます。
新しいサスペンションは早めに、そして使用頻度の高いサスペンションは定期的なオーバーホールを行うことで、快適かつ安定した動きを長期に渡り維持することが可能となります。
サスペンションの正確なメンテナンスは、豊富な経験と知識を持ったマウンテンバイク専門店にお任せ下さい。