チューブレスレディー用バルブの締め過ぎはNG!
2022.06.07
昨日はチューブレステープが上手く貼れたら、次はチューブレスバルブの固定です。
チューブレスバルブをリムに取り付ける際は、バルブのゴム部を指などでリムの内側に向かって強く押し込みながら、バルブナットでしっかり固定します。この際、チューブレスバルブのお尻をタイヤレバーの平面で優しく押し込むのもオッケーです。
バルブの固定はこれで十分ですが、たまにバルブナットを増し締めすることも必要です。
増し締めする際はタイヤのエアを抜き、タイヤ越しにバルブのお尻を指で押しつけながらバルブナットを締めると、効果的に増し締めすることが出来ます。
たまにチューブレスバルブのバルブナットをラジオペンチやプライヤーで強く締めつける方がいらっしゃいますが、工具を使ってバルブのバルブナットを強く締めてしまうと、バルブ根元のゴム部分が破断もしくは剥離し、その部分もしくは、その周辺からエア漏れやシーラント漏れを起こします。
画像は、強く締めすぎたためリムの内側に引き込まれてしまったバルのブ底部。
この様な状態になってしまうと、古いバルブとリムテープ、そしてシーラントの除去後の、再セットアップとなかなか面倒くさいことになってしまいます。