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大人のカスタマイズ ブレーキのアップグレード  その2

2022.10.16

<大人のカスタマイズ ブレーキのアップグレード その2>

国内で入手出来るブレーキは、シマノ、マグラ、SRAM、等々、今回は、メーカーそれぞれの特徴をご紹介いたします。

※)コロナの影響により、相変わらずパーツ不足という状況が続いています。アップグレードの方針が固まったら、先ずはパーツの確保、早めのご予約をオススメいたします。

シマノは入手しやすく、本体価格やブレーキパッド等の消耗品の価格も比較的手頃。ブレーキフルードはミネラル系のものを使用しており、メンテナンス性や耐久性に優れているので、ファーストカスタマイズにオススメのブレーキです。

コスパに優れるブレーキですが、最大制動力までの立ち上がりが早く、コントロール領域がやや狭いという特性があります。

また、新型のブレーキレバーはブラケット部のデザインが変更されたため、自社のシフターを含め、既存のインジケーター付きシフターが使用出来ない場合があるので注意が必要です。

マグラは元々がブレーキ専門メーカーということもあり、高い制動力と広いコントロール領域を持ったブレーキです。あらゆるシチュエーションでの扱い易さに定評があり、昔から多くの固定ファンを持っています。

ブレーキフルードはミネラル系のものを使用しており、メンテナンスや耐久性に優れています。

価格はやや高めで、トップグレードのモデルを買うためにはそれなりの覚悟が必要です。

カーボテクスチャー製のマスターシリンダーは、転倒した際にブレーキレバーがまともにヒットすると、レバーの付け根が破損する場合があります。この部分がこのブレーキの弱点となりますが、マスターシリンダーのクランプをやや弱目にすることで、このトラブルを回避することも可能です。

スラムはGUIDEの登場以来、高い制動力とコントロール領域の広いブレーキへと生まれ変わりました。耐熱性の高いDOTブレーキフルードを使っているので激しいブレーキングを続けても、制動力が落ちにくいという特性を持っています。

レバーデザインも良く、RSCグレード以上のモデルであれば、好みに合わせた細かいブレーキセッティングが可能となっています。

ただし、全般的にシステムとしての価格が高めなのがタマにキズ。

耐熱性の高いDOT系ブレーキフルードを使っているので、ミネラル系ブレーキに比べ、短いスパンでのブレーキフルード 交換が必要となります。また、長期間保管する場合は、ブレーキフルードを新しいものに交換する必要があります。

各メーカーそれぞれのブレーキの特徴を大まかに解説しましたが、自分のライディングスタイルに併せて選べば、どのメーカーを選んでも間違いないはず。

ご自分のバイクには、どのブレーキセットを選べばよいのか?

ご相談を承りますので、ご遠慮なくご来店下さい。

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