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「RIDE-9システムとは? その1」

2021.03.03

2013モデルのAltitudeに初搭載され、現行の最新モデルに至るまでRocky Mountain のフルサスバイクに採用され続けている画期的なアジャストシステム『RIDE-9』。

ジオメトリーのアジャスト機構が付いているバイクは数あれど、ここまで熟成されていいるシステムは他には見ないと思われます。

フィールドやライディングスタイルに合わせ、バイクの性格自体を大胆に変化させてしまう『RIDE-9』、今回はあらためてこのシステムをご紹介したいと思います。

ride9system

「RIDE-9システムとは? その1」

RIDE-9システムは、リアショック取付部にある、2つのインターロックチップの組み合わせを2本の6角レンチで変更し、バイクのジオメトリーとサスペンションレートを好み通りに可変できるシステム。

RIDE-9のインターロックチップの組み合わせは9通り(SLAYERは4通り)、ライダーの体格、好み、地形、パフォーマンスに合わせたセッティングを選ぶことで、1台のバイクで状況に応じた乗り味を楽しむことが可能となります。

今回はRIDE-9の詳細を、RIDE-9が搭載されているバイクのオーナーさんや、RIDE-9にご興味ある方を対象に、解りやすく解説していきたいと思います。

RIDE-9のボルト位置

『先ずは基本的なセットアップ』

RIDE-9は9通りの組み合わせを選べますが、基本となる組み合わせは、画像 fig1.の3通りの組み合わせとなります。

それぞれのバイクフィーリングは以下の通り。

<ボルト位置 ① :スラック>

高速での安定性がアップ。より攻撃的なトレイルライディングにオススメです。

<ボルト位置 ⑤:ニュートラル>

取り回しの良い、バランスの取れたハンドリング。

<ボルト位置 ⑨:スティープ>

クイックなハンドリングとより高いクライミングトラクション。

■次回は、RIDE-9の変更によるサスペンション特性の変化について具体的に解説します。

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