パーツ外しは慎重に!
2021.03.05
トップ画像はクラウン上面に、めくれた様なキズが数カ所ついてしまったフロントフォーク。
多分、フォークのクラウンレース(ヘッドパーツの下玉押し)を外す際に、クラウンレースとクラウン上面の間にマイナスドライバー?を当て、ハンマーで叩きながらクラウンレースを外した際に付いてしまったキズかと。
なかなかワイルドな仕事ですなぁ〜。
さて、この様な状態のクラウンに新たなクラウンレースを圧入しても、クラウンレースとヘッドセットの平行が出ないため、ヘッドセットの調整をスムーズに行えないばかりか、ヘッドベアリングの寿命を著しく縮めてしまう可能性があります。
この様なキズが付いてしまったクラウンは、上面をフェイスカッターでフェイシングして補修します。(結構お高くつきます)
クラウンレースを外す場合は、専用工具を使うのがベストですが、無い場合はプロショップに任すか、クラウン上部にキズが使いない様に慎重に作業しましょう。