ZIPP 3ZERO MOTOホイールをふじてんでテスト!
2021.07.21
先日ご紹介した、ZIPP 3ZERO MOTOホイールを弊店の試乗車:2021Rocky Mountain Altitude C50に装着し、そのライディングフィールを「ふじてんMTBリゾート」でテストしてまいりました。
ふじてんを選んだのは、弊店の試乗車Altitude C50で、すでに数回走り込んでいるため。
同じバイクスペックでホイールのみ交換してやれば、その違いを明確に感じられるハズということで。
Altitude C50のオリジナルホイールは、WTB ST Light i30 TCS 2.0 リムと、フロント:ロッキーオリジナルハブ、リア:DT370ハブで組まれたホイールセットに、フロントMaxxis Assegai 29 x 2.5 WT 3C MaxxGrip EXO、リアMaxxis Minion DHR II 29 x 2.4 WT 3C MaxxTerra EXOタイヤをチューブレス仕様で組み込んだもの。
このオリジナルホイールセットから、タイヤ、リアカセット、ディスクローターをZIPP 3ZERO MOTOホイールを移植し、これで準備オッケー!
コースのコンディションはドライ過ぎるほどで、逆にスリッパリー。
最初の数本は目と身体が慣れずホイールテストどころではありませんでしたが、自分の調子が上がるほど感じたのは、タイヤのグリップ感の高さと衝撃吸収性の良さ。
ドライで滑り過ぎる程の路面でしたが、ギリギリまでグリップしてくれる感じはジジイ的には安心感増し増しでイイ感じ。
また、ふじてん特有の溶岩ゴツゴツセクションでも、突き上げ感はかなりまろやかで、走行後の身体のダメージも少なくなった様に感じました。
普段このバイクに乗る際のタイヤのエア圧は前後共1.6bar。この数値は私のスキルと体重、そしてライディングスタイルから導き出したものですが、より低圧で使えるとというZIPP 3ZERO MOTOの売りを試すために、途中からエア圧を1.6barから1.5barに変更。
低圧にすることにより発生しがちなタイヤのヨレはほとんど感じられず、より高いグリップ感を感じたのはリムデザインの特性が生み出したものではないかと。
メーカーがうたっている「人間の足首のようにコーナーの傾きに連れてグリップを維持」とニュアンスは感じることが出来ませんでしたが、このホイールに交換することにより、より高いグリップ感とより高い衝撃吸収性を得られるのは間違いないところ、今後もいろいろなシチュエーションで、弊店のスタッフと共に、このホイールのテストを続けて行こうと思います。