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マウンテンバイク(MTB)販売/オーバーホール/修理の専門店MDS

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トラブルの原因は意外なところに・・・

2021.09.02

5月に納車したSANTACRUZ 5010、ペダルを強く踏むとキシミ音が発生し、変速も時折不安定になるという件で、お客さまから調整依頼を頂いた案件。

通常では、あまり起こらないトラブルだったため、やや難儀しましたが、同様のトラブルが起きた際の共有情報として、こちらに修理経過をお知らせしようかと。

一般的な手順として先ずは変速の再調整を行い、きしみ音の原因と思われる場所を順次点検しながら調整を行いました。

キシミ音について今回行った作業は以下の通り。

ペダル取付け部のクリーニング&グリスアップ、クランクとボトムブラケットの嵌合部のクリーニング&グリスアップを行い、試乗チェック。

この作業ではキシミ音が収まらないので、次にボトムブラケットをフレームから外し、クリーニング&グリスアップ。さらに、ホイールのローター取り付け、ディスクブレーキキャリパーの取付部をチェックして、再度試乗チェック。

これでもキシミ音が収まらないため、フレームの可動部である、アッパーリンク、ロワーリンク、ショックマウント部を分解し、クリーニング&グリスアップ後、フレームと内蔵ケーブルの接触部を確認しながら、規定トルクで再組立&作動チェック。

これでもキシミ音が消えなかったので、念のためということでボトムブラケットを新しいものに交換し、試乗チェック。

と、ここまでやってもさらにキシミ音が収まらず!というところで、再び変速不良が発生!?

もしや?ということで、普段は外さないリアディレーラーハンガーをチェックしたところ、な〜んと、リアディレーラーハンガーの取付け部が根元からぐるりと破断しておりました。

確かにここが破断してしまうと、ハンガー部は左右からアクスルで固定されているだけですから、負荷がかかった際に、きしみ音が出る可能性はありますし、ハンガー自体が動くわけですから変速も不安定になったのかと。

破断の原因ですが、リアディレーラーに大きなダメージを受けた痕もありませんし、トレイルでの使用も数回、そして組み付けはプロショップである弊店ということで、今回の破断原因はハンガー部のパーツ不良が主で、もしかしたら、工場でのアッセンブルミスもあったのかな〜と。

このトラブル、交換パーツを早々にウィンクレルさんに手配して頂き、これを交換して指定トルクにて固定、キシミ音も変速不良も無事収まったのでありました。

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