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マウンテンバイク(MTB)販売/オーバーホール/修理の専門店MDS

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スルーアクスルは必ず緩みます!

2021.10.11

<スルーアクスル緩みにご用心!>

前後輪のスルーアクスル(車軸)の固定は、6角レンチで締めるという方法が一般的になってきました。

この方法で締めたスルーアクスルは必ず緩むということをご存じでしょうか?

スルーアクスルが緩んでいると、ホイールがガタつくような気がする、ブレーキローターが擦る音がする、変速が安定しない、普段聞き慣れない異音がする等のトラブルの原因になります。

スルーアクスルの緩みが進むとホイールの脱落という最悪の状況を招き、大きな事故に繋がる可能性もあります。

走行前、もしくはライドの途中でも構わないので、前後アクスルの緩みを確認するようにして下さい。

もし、アクスルが緩んでいたら、6角レンチを短く持ちしっかりと増し締めしましょう。

長い6角レンチを長く持って強く締めると、オーバートルクによりアクスルの破損もしくは金属疲労を招きますので、オニ締めは厳禁ということをお忘れなく。

<スルーアクスルの取扱いにご用心>

ホイールを外す際、何気なくフロントアクスルやリアアクスルを地面に直接置いてしまうことがありますが、アクスルは常に異物や小砂が付着しないよう慎重に扱いましょう。

また、アクスル締め込み時に何らかの違和感を感じたら、無理に締め込まず、その原因を確認することも大事です。

さて、下の画像は何事もない様に見えるリアエンドですが、実はリアスルーアクスルの雄ネジがリアディレーラー側の雌ネジに食い込み、アクスルが全く抜けなくなってしまったというトラブル事例。

スルーアクスルのネジ部に小砂などが付着したままの状態で、リアアクスルをねじ込んでしまうと、小砂がネジ山を傷める場合がありますが、これは最悪の状態。

ラスペネを浸透させ少しずつネジを緩めるという方法もありますが、それも不可だったため、今回はリアアクスルのネジ部をドリルで削り取るという方法を選択しました。

フレームを傷めずアクスルネジ部にアクセスするためには、その部分の構造をしっかり把握し、作業手順をしっかりイメージすることが重要となります。

今回はリアエンドと共に固定されているアクスル受け部の中心にドリルを当て、ドリルの芯が狂わぬ様に番手を上げながらドリリングしてアクスルのネジ部を削り取り、無事リアアクスルを抜くことが出来ました。

その後、リアエンド周りのパーツとアクスルを新品に交換して一件落着となりました。

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