このリム傷、意外と危険です。
2022.05.09
上の画像はリム打ちパンクを起こした際に受けたリムのダメージ。
さて、この状態のままホイールを使い続けるとどうなるのか?
正解は、荷重を受けた際に変形したタイヤのサイドウォールが、このリムの傷に擦れて損傷、結果としてタイヤが切れてパンクする可能性があるということ。
では、このリムはもう使えないのか?というと、それは否。
リムの傷が常にタイヤのサイドウォールに接する場所でなければ、次の様に表面処理してやれば、まだ利用は可能。
先ずは、リムの傷を中細目の紙ヤスリで削りすぎないように面取りします。次に高番手の紙ヤスリに水を付け、表面を滑らかに仕上げます。
表面をしっかり脱脂した後、エポキシで表面を薄く覆います。
完全に硬化してしまえば作業は終了。
似た様なダメージを受けてしまった場合は、是非お試しあれ!