古いディスクブレーキのメンテナンスについて
2022.08.09
古いバイクのメンテナンスやオーバーオールは弊店の得意な作業分野ですが、都度、悩ませる作業が補修パーツが入手出来ない旧パーツのメンテナンス。
古いサスペンションのメンテナンスと同様、お問合せが多いパーツがディスクブレーキのメンテナンスですが、弊店では補修パーツの入手出来ない、もしくはある程度年式の古いモデルについてはメンテナンスをお断りしております。
例えある程度のメンテナンスが行えたとしても、キャリパーピストンのOリング、ブレーキライン、マスターシリンダー内のダイヤフラムやOリング等に強い油圧がかかり続けた場合、容易にオイル漏れが生じる可能性が高く、もしオイル漏れが起きた際は唐突にブレーキを失うことになるので非常に危険です。
マウンテンバイクにとってブレーキシステムはスピードのコントロールやバイクを止めるという仕事を行うための重要なアイテム。年式の古いものや、ヒストリーが不明なオークション等で入手したものに命を預けることは止めましょう。
楽しく、安全にマウンテンバイクを楽しむためのアドバイス、ご理解いただきますようお願いいたします。