ロード用Dot系ブレーキフルードの交換
2022.09.01
Dot系ディスクブレーキのお話しは幾度かお伝えしましたが、マウンテンバイクに限らず、ロード系のディスクブレーキも、定期的なフルード交換&エア抜きのメンテナンスが必要となります。
長期に渡りメンテナンスを怠っているDot系ディスクブレーキでは、ブレーキレバーの遊びが極端に少なくなる、ブレーキのタッチが少しスポンジーな感じがする、レバーを引いてもいないのにブレーキを引きずってしまうという現象が起こります。
Dot系ブレーキフルードは吸湿性が高く、放っておくとフルードが空気中の水分を吸湿して膨張、これが前記の現象を引き起こす原因となります。
また、メンテナンスを長期に渡って行わず、長期間放置しておくと、吸湿したブレーキフルード内の水分が原因でブレーキシステム内部に腐食を起こすことがあります。
Dot系ディスクブレーキは少なくとも1年から1年半に一度、オイル交換とエア抜き行うようにしましょう。