大人のカスタマイズ 駆動系のアップグレード
2022.10.19
バイクのどこをカスタマイズすれば、より乗り易くなるのか?
今回オススメするアップグレードは、駆動系のアップグレードです。
※)コロナの影響により、相変わらずパーツ不足という状況が続いています。アップグレードの方針が固まったら、先ずはパーツの確保、早めのご予約をオススメいたします。
数年前からお客さまにご提案し、ご好評を得てきた駆動系アップグレードが、フロントシングル&リア11〜12速という駆動系のワンバイシステム。
もはやMTBの世界ではスタンダードとなってしまった、ワンバイシステムの目的は、駆動系の簡素化と変速トラブルの削減。
このワンバイシステムの構築にあたり、前後マルチの駆動システムと同等のギアレンジを得るため、リアスプロケットのギアレンジがワイド化され、また、変速をスムーズに行うため、ギアが多段化されました。
結果、フロントチェンリングが1枚のみとなり、フロントディレーラー、フロント変速用シフターが不要となった分だけでも約300g以上の軽量化に繋がりました。
ワンバイシステムはリアのみの変速となるため、変速操作が簡略化され、ギアの繋がりもリニアになり変速トラブルも減少します。
また、ナロー&ワイド・チェンリングとスタビリティーの高いリアディレーラーを使用することで、チェーン外れが減少し駆動効率も増加します。
その他、ドロッパーポストやサスペンションのリモートレバーをハンドルの左側にまとめられるというメリットも生まれます。
良いことずくめのフロントシングル化+リア多段化ですが、唯一悩めるところが、前後ギアの歯数の組み合わせ。
しかし、ギアの組み合わせに関しては、バイクの使い方に応じた基本的なパターンが既に確立されており、使い方に応じたカスタマイズも可能となっています。
ご自分のバイクをどうやってカスタムしていけばいいのか?
ご相談を承りますので、ご遠慮なくご来店下さい。