カスタマイズバイクを作っちゃう!パターンその3
2023.07.27
前回、前々回でご紹介したカスタムバイクは、お好みのフレームにお好みのパーツで組み上げるというフルカスタムパターンと、完成車に手持ちのパーツとお好みのパーツに交換する「最初っからカスタマイズ」というパターンのカスタマイズ。
そして今回ご紹介するカスタムバイクは、手持ちの完成車から新しいフレームに、ほぼ全てのパーツを移植するというパターンのカスタマイズ。
移植元となったバイクはNUKEPROOFのMEGA 290CARBON、このバイクもかなり良いエンデューロバイクではあるのですが、お客さまの乗り方には合わなかったようで、いろいろなバイクを試乗して頂いた結果、総合的に乗り易いエンデューロバイクとして2023Rocky Mountain Altitude Carbonのフレームセットを選んで頂き、このバイクに1年間使ったNUKEPROOFのパーツをフル移植しました。
ダウンヒルバイクのようなDH性能と、トレイルバイクの様な高い登坂性能を持つRockyMountain Altitudeは、誰が乗っても乗り易いフラットなコントロール性能を持つエンデューロバイク。
デフォルトではフラットな乗り味の Altitude Carbonですが、このバイクのセールスポイントはRide9というジオメトリー可変システムとリアセンター可変ピボットにより、乗り手やシチュエーションに合わせたジオメトリーに自由に可変が出来るということと、ショックマウントの変更とパーツ交換によりマレット仕様や兄弟車のInstinctにもトランスフォーム出来るということ。
カスタマイズ後、パークライドにご一緒させて頂きましたが、オーナーさまはその乗り味にかなり満足されていた様子、今後もバイクセッティングと可変システムを活かし、継続的にフィッティングをご提供していく予定であります。