チューブレスタイヤでもスペアチューブは必携です!
2023.08.30
MTB、グラベルバイク、ロードバイク問わずポピュラーになってきたチューブレスレディータイヤ。
シーラントとチューブレスレディータイヤで構成されるチューブレスはパンクしないと思われている方もいらっしゃいますが、パンクはしにくいが、シーラントで防ぎきれない穴が開いてしまった場合はパンクしてしまいます。また、以前ご紹介したチューブレスタイヤ修理用アイテム:DARTでもパンク箇所を防ぎきれない場合があります。
そして、リムに大きなダメージを受けてしまった場合も同様、ダメージを受けてしまったリムではチューブレスでの使用が困難な場合が多々あります。
画像のリムはタイヤがパンクしたにも関わらず、短距離ではありますが、そのまま走行してしまったために、タイヤ、リムとも大きなダメージを受けてしまった例。
このままではホイールとして使えませんので、リム交換もしくはホイール交換が必要となり、結果的にかなりの出費を招くことになります。
チューブレス仕様のバイクであっても、万一に備え、タイヤサイズに合ったスペアチューブを持ち歩くようにしましょう。
もし、チューブレスタイヤでパンクしてしまった場合は、以下の様に対処して下さい。
- ホイールをバイクから外す。
- タイヤを寝かした状態で片側のビードだけ外し、チューブレス用バルブをリムから外す。
- スペアチューブに少しだけエアを入れ、タイヤ内に装着する。
- タイヤのビードを元に戻し、適量のエアを充填する。
注意して頂きたいのは、この作業の間、タイヤ内に残っているシーラントを外にこぼさないようにして下さい。(自然環境の保全等のため)
お出かけの際は、携帯工具、スペアチューブ、携帯エアポンプ、作業用のディスポグローブは必ず携行するよう心がけましょう。