New LEVO SL CARBONのバッテリー消費を実走チェ〜ック!!
2023.10.27
櫛形山の麓にベースを構え、トレイルライドを楽しみながら、e-MTBの可能性を探るMTBジジイのMTBライフ。
今週末の東吾妻昔道MTBライド参加に備え、この定休日は南アルプスのトレイルを実走し、SPECIALIZED New LEVO SL CARBONの具体的なバッテリー消費具合をチェックしてきました。
昨年の東吾妻昔道MTBライドの走行データは、走行距離約35㎞、獲得標高1580mというもの。
この時に使用したバイクはLEVO SL CARBONの先代モデルで、レース終了時のバッテリー残量は20%(レンジエクステンダー使用)という状況ででした。
しかし、新しいLEVOは旧モデルに比べ、ト ルクが43%、パワーが33%とパワーアップしている分、当然バッテリー消費も増えているわけで、果たして同じ様なルート状況だった場合、果たしてバッテリーが最後まで持つのだろうか?という疑問を生じ、今回、実装チェックを行ったという次第であります。
今回使ったルートは、南アルプスM.D.S.ベースから出発し、南アルプスマウンテンバイク愛好会が管理するKトレイルのトレイルヘッドまで自走し、ピークから標高差480mをトレイルダウンヒル、再び自走で別のトレイル:Sトレイルのトレイルヘッドまで登り、ピークから当店のベースまでの標高差630mを下ると言うルート。
New LEVO SL CARBONのアシストレベルはEco、Trail、Turboと別れていて、それぞれのアシストレベルはスマホアプリからカスタマイズが可能になっています。
また、アシストモードを変更する事により、マニュアルで10%ずつプラスマイナス可変することも可能となっています。
こちらは現在、弊店の試乗車New LEVO SL CARBONのアシストモードをカスタム設定したアシストレベルの状態。
そこそこの登りでも、Turboモードを使わずに登れる設定で、ある程度バッテリー消費を抑える設定にしてあります。
上の画像はMastermind TCUに表示された南アルプスM.D.S.ベースに帰着時の状態。
走行時間:1時間50分、走行距離:26.1㎞、獲得標高1384mで、バッテリー残は33%(エクステンダー使用でスタートは150%から)という状況だったので、東吾妻昔道MTBライドでの実走行では現地の気温も含め、バッテリー消費を考慮した省エネ走行が必要と感じたのでありました。
これはボトルケージに取り付けLEVO SL CARBONに接続したバッテリーエクステンダー。
バッテリー容量は160Whで重さは約1㎏、本体の内蔵バッテリー320Whと併せた容量は480Whとなり、長距離ライドに欠かせないマストアイテムであります。
こちらはハンドルに取り付けた、Mountainbike Bellという熊鈴。
ハンドルクランプ部のスイッチで音のオンオフが選択可能。
山間部での熊出没が多発している昨今、このアイテムもまたトレイルライドでのマストアイテムとなっています。
※)約10年前にe-MTBの必要性を感じ、3年前よりe-MTBの普及に本格的に取り組んでいる当店では、今後もいろいろなシチュエーションでe-MTBをテストし、e-MTBの楽しみ方をお伝えしていきます。
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