工具のお話し
2024.03.01
今日は日常的に店で使っている工具達のご紹介。
バイクプロショップの工具といえば専用工具を思い浮かべる方も多々いらっしゃると思うのですが、一番よく使う工具は、俗に言う6角レンチであります。(お洒落なお店さんではヘックスレンチなんて呼ばれていたりして。)
弊店で使っている6角レンチはPB Swiss社製のボールポイント付L型6角レンチ(8mm~1.5mmの8本セット)。
このレンチ、長手側の先端のボールポイントが絶妙で、ボルトにレンチを真っ直ぐさせない場合でも、このボールポイントを使うことで斜め方向からボルトを回すことが出来、仮締め程度の締め付けが可能。
また、PBの6角レンチは適度な硬度なので、ボルトを締める際に適度のしなってくれるため、締め過ぎになりにくいのもこのレンチの良いところ。
安いレンチを使うと大事なボルトヘッドを傷めてしまうので、良く使われる方は質の良い6角レンチを使うようにしましょう。
そして、その他よく使う工具としてご紹介するのが、プラスドライバーとラジオペンチ&ニッパー。
弊店で使っているのはPB Swiss社製のプラスドライバーと、フジ矢のラジオペンチとニッパー。
PB のドライバーは滑りにくいグリップと特殊合金のシャフトとタフで精度の高い先端部が魅力で、ボルトの締め緩め、そして微妙なニュアンスの調整も安心して行えるドライバーであります。
そして、掴む、引っ張る、切る等でよく使うラジオペンチとニッパーはメイドインジャパンのフジ矢製。
手によく馴染むグリップ、よく切れる刃先、高い精度を感じさせてくれる作り等のお気に入り工具で、力尽くで挟んだり、硬いものを切ったりしない(ワイヤー類は専用のワイヤーカッターを使用)ので、結構長持ちしてくれる工具であります。
そして最後にご紹介するのが、いったい何年使っているのかしらん?というくらい長持ちしているSnap-onのラチェットツール。
ラチェットドライバーとラチェットハンドルは、主にT25のトルクスボルト用に使用しておりますが、何せラチェット部が全然へたらないのでビットを交換交換しながらいまだに現役バリバリ!
ディスクローターの交換や、SRAM系パーツの大活躍中の工具であります。